決断に迷う時はやらない理由を探してみる。

人生は選択の連続。
お昼に何を食べるかという小さなことから人生に関わる大きなことまで、日々選択して決断することを余儀なくされる。

私はそんな選択の瞬間が苦手だ。

ひたすら迷って悩んだあげく2択の選択すら誤ってしまいそうで怖いから。

だからそんな時に自分が納得する決断をしやすくする方法を考えた。
それが、やらない理由を探すこと。

なぜ物事を決められないのか

決断に迷う理由。
それは私の場合、恐怖や不安。
結果が分からないからこそ臆病になってしまう。

挑戦してみても無駄だったらどうしよう。
選んだ方が不正解だったらどうしよう。
この選択で将来に影響が出たらどうしよう。
これ以上に良い選択肢があったらどうしよう。

コンビニで食べ物を選ぶときすら、悩んだ挙句何も買わないということがある私。
人生の選択なんて、超難題。
もはや悩んで迷っている時間の方が長い説さえある。

何が起こるか分からない人生、特に大きな決断なんて恐怖しかない。
それは分かる。私もそうだから。
でもだからってその恐怖がもたらすものばかりに目を奪われて生きていないかい?
それでいいのかい?

私の失敗から決断を学ぶ

やってみたい、新しいことをしてみたいという気持ちに蓋をして現状維持をしたり安牌を選んだりした経験は誰しもあると思う。

こんなことを思いながらも最近また不安に選択を操られそうになった。
実際の転職の話における私の思考が以下。

【建前】
転職市場において未経験は20代までが有利。
30歳からは転職の難易度があがる。
そろそろ30歳にもなるしちゃんとしておきたい。

【本音】
非正規雇用は不安だから転職を選ぶ。
今転職しておけば、とりあえず仕事で困ることはない。
他にやりたいことなんてないしいったん転職しておこう。
いつか時間とお金に余裕があればそのときにまた別の道を考えよう。

これで分かる通り、本音が恐怖や不安で溢れており正当な理由がない。
とりあえずやいったんで本音が保留されている。
それにより選ばれた決断は、消極的な決断でしかないということ。

私は今回転職活動をするにあたって、建前で自分の心を納得させようとしていた。
頭では建前を理解しているから、そこそこちゃんと取り組む。

でも肝心な場面で心が付いてこなくなる。
だって本音を無視しているから。

決して転職を中途半端に決めたわけではない。
それでも無理に蓋をしようとした本音はやっぱり溢れてきてしまう。

決断するにはやらない理由探し

決断するうえでやらない理由を探すことで、それが消極的選択か積極的選択かが目視出来るようになるというのが今回の私の学び。

そんなことを書きながらもまだ迷ったり悩んだりしているのが実際のところ。
それでも自分の心によりマッチした人生を送れるよう日々向き合っています。

そのうえでもうひとつ。
それは選んだことから得る学びはそれが失敗でも成功でも、選ばなかった何かに勝るということ。
選ばれなかった選択肢は結局ずっと心に引っかかっている。
あの時のあれ、やっぱり挑戦した方が良かったんじゃない?
こうやってずっと私に問いかけてくる。
きっと死ぬまで後悔をする。
そんな生き方を私はしたくない。

ここにたどり着いてくれたあなたが悩みや迷いから解放される一歩になりますように願います。

タイトルとURLをコピーしました