女子会が苦手な私が女子会という戦に挑む

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普段眠らせている隠し持った棘を露わにする場所、それが女子会。

女子会には独特の空気感がある。
男女間にも女子2人の間にも生まれない、複数の女子が集まると生まれる独特の空気。

その空気を乱すことなく、かつ嫌な自分を表に出さないようにするというなかなか難しい試練をやり抜くことが女子会に参加するうえでの私の課題。

先日、久しぶりにこの戦に参戦する機会がありいろいろと感じることがあったので、考えすぎてみた。

相談という名の強制的共感会

分かってる。ただ話したいだけだよね。
分かってる。ただ共感が欲しいだけなんだよね。
分かってる。別に何も解決しなくていいし、むしろ解決策は求めていないもんね。

恋が始まりそうな女の子が、恋愛相談をする。
誰がどうみても選ばない方が良い相手に恋をしている女の子。
周りは冷静にストップをかけるけれど、その子の気持ちは止まらない。
きっと止める気もないんだろうなというのもひしひしと伝わってくる。

まずここでの私の仕事は、その恋に蓋をさせようと仕向けることではない。
話を聞いて共感すること。
そう、それは分かっている。

だから最初のうちは頑張ってみる。話を聞いて気持ちを想像して共感する。


でもそれがだんだんしんどくなってくる。
言っていることとやっていることの矛盾に目をつむって話を聞き続けることが出来なくなる。
何も解決しない時間を無駄に感じてしまう。
余計な一言やアドバイスをしてしまいそうになる。
共感ポイントを探し出すのに全神経を集中させるからとんでもなく疲れてくる。
かといって本当に共感できる訳でもなければ、実際そんなに関心もない自分が嫌になる。

となるとあの時間はなんだったんだろうと思ってしまう。

だからあまり積極的に話に加わらない、というのが戦法。

静かに相槌をうつ、気配を消す、他の話題に流れるのを待つ。
今のところ、この3つが強制的共感会の戦い方。

ちなみに長く生きているわりに武器が弱いという自覚はしっかりある。

悪口大会は辞退したい

私は普段から常に静かに怒っている。
人にイラっとすることは日常的にある。
普段それは表に出さず、自分の中に閉じ込めておく。

でも女子会ではそれぞれの小さいストレスが共有されて、悪口大会が開催される。
その瞬間は、自分だけイライラしていた訳ではないと分かって安心もするし正直スッキリもする。
でもふと我にかえって後悔する。
あんなこと言わなければ良かった、言うべきでなかった。

1人だったら心にしまっておけるのに、共感できる人がいると感情が爆発してしまう。
きっかけは小さいことだったのに、芋づる式にストレスが思い起こされて余計なことまで言ってしまう。
そして後からそんな自分が嫌になる。
これを繰り返している。

逆に言うと、あまり気にしていなかったことが女子会を通してストレスの種になったりもする。
知らなければ目につかなかったことが、気になるようになる。

悪口に乗らない、聞き流す、明るい話題に持っていくなどいろいろ試してはいるものの、どうしてもその場では流されてしまう。
まだまだ戦い方を模索中。
その場に居合わせないことが一番の対策だけど、悪口って急にやってくるんだよね。

誰も私に話を振ってくれるな

人の話を聞く(ほぼ聞き流しだけど)のであればいくらでもする。
だからどうか私に話を振らないで欲しい。

女子会の定番である、共感・アドバイス・悪口。
私はどれも必要ないし、したくない。

ただランチに行って、美味しいご飯を食べたい。
カフェでどうでもいい話を永遠にしていたい。

結果私は今のところ女子会には向いていない。
だから仲間を作るために無理して女子会に参加する必要もない。
どうでもいい話をできる人とゆっくり美味しいご飯を食べたい。

でも戦いの場に召喚されたときには、自分を保っていたい。
だから戦い方くらいは日々模索していこうと久しぶりの参戦で痛感した次第です。

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