セルフラブな理想の自分

セルフラブ

仕事、恋愛、日常生活どこを切り取っても、周りの人と同じようにいかなくて、上手くやってみようと思っても出来なくて。
でもそれがバレないように、あくまで普通であるかのように振舞おうとして必死にもがきながら生きてきた。

目指すのはあこがれや尊敬・ロールモデルから描き出した、理想の自分。
でも自分からほど遠い理想は、むしろ劣等感を育てるばかりだった。
もちろん向上しようという意志は大切だし、こうなりたいと思う気持ち自体を否定はしない。

でも、焦ってもがいている時に必要なのは今のその自分の気持ちごと認めてあげること。
自分を認めるというと、セルフラブとかポジティブとかが連想されてより難しく感じてしまう。そしてそういう思考が出来ない自分をまた責める。

さらに、自分はみんなと同じ考え方や生き方ができないという苦しみは、周りにバレちゃいけない。バレちゃいけないから誰にも吐けない。吐けないけど、1人で抱えるには重たくて、すごく苦しい。

そんなとき、私が欲しかったのは、話を聞いてくれる人でも、共感してくれる人でもなく、同じ思いの人が他にもいて、自分だけじゃないんだと感じられること。

だから私のくだらない悩みや思考を綴る。
正直恥ずかしい。
だって頭の中だけの考えやノートに書き綴った、誰にも見られないことが前提の考えだから。
なんなら仲間が欲しいのはむしろ私で、そもそも誰からも需要がないだろう。

だけど、闇の中にいたときに「あ、こんな人もいるんだ」「こう考えてもいいんだ」とラクになる場所が欲しかったし見つけられなかった過去の私は、こういう場所を探していたよな、と思うから。

特別苦しいわけでもなく、すごく充実しているわけでもなく、ごく普通な人生。
それでも、そんな普通に見える人間でも、心の中ではみんなみたいにちゃんとしたい、普通に生きたいと叫んでいて、なぜかずっと普通と戦っている。
ことごとく生きるのが下手だ。

まだもがき途中だし、なんの成功も実績もない。
いやむしろまだ闇の中にいて、実は仲間を探している側なのかもしれない。
でもこの思いがどこかで悩んでいる昔の私の共感できる場所になればいいな。

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